この記事を読むのに要する時間:3分
結婚相談所が受ける相談には、本人からの相談だけではなく、「息子を結婚させたい」と親御さんからもご相談を受けることがあります。
そんな親御さんの話を伺うと、「本人にも結婚願望はあるけれど、収入が低いから…」という理由で結婚を諦めかけているケースが多分にあります。
確かに結婚相手に経済的安定を求める女性は多く、実際に婚活をしている女性にお相手の希望年収を聞くと「500万以上」と答える方がかなり多いのです。
具体的にはどのくらいの収入を希望しているのか
ここで2018年にIBJ(日本結婚相談所連盟)にて成婚退会した男性の年収構成比率を見てみましょう。
下記の通り、やはり500万円台の男性比率が一番高く、500万円以上を望んでいる方が多いことが分かります。
~300万円 | 1.0% |
300万円台 | 6.6% |
400万円台 | 16.9% |
500万円台 | 19.5% |
600万円台 | 17.6% |
700万円台 | 12.8% |
800万円台 | 7.7% |
900万円台 | 5.0% |
1000万円~ | 9.7% |
1500万円~ | 1.5% |
2000万円~ | 1.6% |
ただし、これはあくまで年収だけの話です。
年収が高ければ必ず結婚できるという話ではありません。
例えば30歳で年収500万と40歳で年収500万では、年収がイコールであってもどちらが結婚しやすいかは大きく変わります(どちらが有利かは言わずとも分かることですよね)。
また、年収×年齢での構成比率でみると、20代後半で300万円台の男性と50代前半で1,500万円台の男性の「成婚しやすさ」はほぼ同じくらいという結果も出ています。
平均値としてみれば30代前半で400万円以上、30代後半で500万以上、40代前半で600万以上の収入があれば成婚できる可能性が高いという結果も出ています。
つまり、年収が高ければ必ず結婚できるというわけでもないのです。

年収以外にも重要視される条件もある
では年収が低く、年齢が高いと結婚は出来ないのでしょうか…
確かに可能性は低いと言わざるを得ませんが、絶対に結婚出来ないとうわけでもありません。
昨今では共働きを希望する女性も増えていますし、実際に年収300万円以下の男性が成婚退会している例もあります。
また、結婚後に女性がメインとなって働き、男性が家事や育児を担う家庭も最近では珍しくありません。
昔に比べて個々の働き方もかなり自由になってきているので、育児と仕事を両立させている方も多くいらっしゃるのも事実なのです。
ご自身の収入が少ないのを理由に結婚を諦めようと思っているなら、考え方を変え、収入面で自立した女性を探してみてはいかがでしょうか?
そういった女性は、お相手男性の収入よりも人柄を重視している傾向にもあります
(容姿を重視している場合もありますが)。
それこそ自身の収入が多くて相手を選ぶとなったらどういう人を選ぶかと考えてみれば、分かりやすいでしょう。
年収ばかりに拘る女性は選ばずに、人柄を重視するのではないでしょうか(容姿を重視する場合もありますが)。

諦めるのはまだまだ早いのです
更に言えば年収どころか年齢、容姿などではなく相互理解を一番に求めている女性もいらっしゃいます。
ないものに悲観するのではなく、ご自身の長所を活かして活動すれば良い出会いがあるはずです。
弊社でも、年収300万円弱の40代男性が入会から5ヶ月程で成婚退会し、幸せな家庭を築いている実例があります。
自分には結婚は無理だと諦めずに、先ずはチャレンジしてみてくださいね。
弊社はそんなあなたを心から応援します!