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結婚相談所に来る皆様に共通する事、それは「結婚相手に求める条件は理想路線と現実路線がある」ことです。
言い換えれば、建前と本音だとも言えます。
基本的に男女共にハイスペックな方を求める傾向にあり、その内訳となる要素は年収や学歴、容姿などです。
では、ハイスペックとは一言で言うとどのような方になるのでしょうか?
この記事では婚活にて求める本当の条件について解説いたします。
男女のハイスペックには違いがある
昔は男性のハイスペックを表す言葉として3高という言葉が一時流行りました。
3高とは「高身長」・「高学歴」・「高収入」を言い表した言葉です。
では、女性のハイスペックとはどのようなものになるでしょうか?
女性の場合は「容姿(綺麗、かわいい)」や「年齢」、「高学歴」がハイスペックという言葉に当てはまる傾向にあります。
このことからも分かるように、男女共にハイスペックや理想路線は一目で分かる(明示された事象)に関係するところであり、変える事が出来ない過去の経歴でもあることが分かります。
これらの要素は本人のこれからの行動、努力で変えることが出来ない要素なので変えることは不可能だと言ってしまうとそれまでですが、諦めてしまうとそれこそ結婚できる可能性はゼロとなってしまいます。
自分でコントロールできないことをあれこれ悩むのは止めにして、自分の行動、努力で変えることが出来る要素(例えば年収や、ある程度の見た目(小綺麗な身なりなど))を意識して行動、努力しましょう。
それだけでもお相手から選ばれる可能性は十分に高まりますよ。
(なぜならば、「これからの生活を頑張れない」と思わせるような人とは男女とも結婚したい思わないからです。あなたもそんな相手と結婚したいとは思いませんよね。)

しっかりと考えて欲しいポイントとは
男性ならば、髪のセットや洋服の選択は女性に評価される重要なポイントです。
女性も洋服選びやメイクが重要ポイントとなります。
このように自身が出来る(見た目の)建前の部分の努力を十分に行うことはもちろん、その準備は万端であるという方は次に必要となる本音の部分を深堀りしましょう。
本音とは「自分に合う人はどのような人」か、「どの部分が譲れない、または譲れるのか」、それを明確にすることです。
一般的な例ではありますが、男性に「どのような方がタイプですか?」と聞くと中々答えが出てきません。
そんな場合は「芸能人に例えると誰が好きですか?」とくだけた質問を行うと、多くの方が『石原さとみ』さんや『綾瀬はるか』さん、『上戸彩』さんなどとすぐに答えます。
もちろん好きなタイプや理想はあなたの自由ですし、私も否定はしません。
しかし、ここでもう一度考えて欲しいのですが、あなたがもう一歩踏み込んで考えるべきことは「仮に石原さとみさんと結婚出来たとして、貴方は本当に幸せですか?」ということです。
いつも不規則な時間の中で仕事をこなして自分よりも忙しい彼女はあなたの妻として、また、結婚に対してあなたが思い描いているイメージと同じとなるでしょうか?
(かなりズレてしまっていませんか?)
あくまでそれは見た目の理想であることを理解した上で婚活を行いましょう。

もっと見るべきポイントを絞る
このように誰しもが本音と建前を持っていますが、どちらかに偏りすぎてしまうことは危険です。
本音ばかりを追い続けて手ごたえがないと疲れてしまいますし、建前ばかりになるとこれでよいのか?と常に葛藤してしまうからです。
婚活ではバランスを考えることも大事なことなのです。
私の回りでは、それに気づいた方達が幸せな結婚生活を送れている気がしています。
納得出来ずにいつまでも理想を追うのもよいですが、時間は常に流れていて止まりません。
今ある限られた時間の中で自分なりに一度考えることが、逆に婚活を成功させる近道になることもあると受け止め、婚活に励んでくださいね。