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「男性からモテる職種ってなんですか?」
過去にこんな質問を受けたことがあります。
婚活している男性たちに話を聞くと、気配りができて優しいイメージのある客室乗務員や看護師さんなどの職種は男性の憧れのようです。
しかし、実際にそういった女性と交際に入ると、
- シフト制で会える時間が合わない
- なんとなくイメージと違う
- 一緒に生活するのは大変そう
など、結婚生活となると一緒に過ごすのは難しいと感じる男性が多いのです。
では、男性が好む職種と、相手女性に望む勤務パターン(職種)にはどういう違いがあるのでしょうか?
実際のデータを見てみましょう。
男性の結婚・家族形成に関する意識
内閣府の平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」による男性の回答は、以下のような回答が多い結果となりました。
<結婚して子供がいない時では>
・急な残業もあるフルタイムの仕事(33.9%)
・フルタイムだが残業のない仕事(32.5%)
<末子が3歳以下の時では>
・仕事は持たず、家事・育児に専念する(37.6%)
<末子が4歳以上小学校入学前の時では>
・短時間勤務制パート・アルバイト(31.1%)
・フルタイムだが時間の融通がきく仕事(28.4%)
<末子が小学生の時では>
・フルタイムだが時間の融通がきく仕事(34.9%)
・短時間勤務制パート・アルバイト(33.7%)
<末子が中学生の時では>
・フルタイムだが時間の融通がきく仕事(33.8%)
その時々の状況に合わせて勤務パターンを変えることができる職種を望んでいるようです。

女性が成婚しやすい職種は?
しかしながら、この希望は今の日本社会ではなかなか理想が高いと希望だと感じます。
また、しっかりと地に足をつけて婚活している男性の意見は、「結婚後も働いてほしい」「何かしら仕事はしてほしい」という声を良く聞きます。
そして、相手女性に専業主婦になってほしいと考えている男性も減少している傾向にあります。
上記のことを含めて考えると、産休や育休が取りやすく、フレックスやテレワークなどの働きやすい環境が整った職種の女性が最終的に成婚しやすいということが言えそうです。
最近はそういう働き方も増えてはいますが、まだまだ少ないことも十分に理解した男性となら婚活はスムーズに進むでしょう。

結婚生活は協力しあうことが大切です
最後に子育てを経験した立場から、私から男性にひとつ言わせてもらうと、「子育ては思っている以上に大変だ」ということ。
働きながら子育てや家事をこなすのは至難の業です。
最近は家事や育児に協力的で理解のある男性が増えて来ているので大丈夫だと思いますが、共働きを希望するのであれば仕事や収入に限らず、何事も話し合い、協力的に進めていってくださいね!