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IBJ(日本結婚相談所連盟)には、2021年5月時点で3万名以上の男性会員が登録しています。
年代別に男性の構成をみると、
20代:3.8%
30代:33.6%
40代:39.1%
50代:17.4%
60代~:6.0%
と、男性では40代がボリュームゾーンとなっています。
40代男性が多いとはいえ、成婚白書2018(結婚相談所ネットワークIBJ日本結婚相談所連盟)によれば、年代別成婚者男性は、20代5.5%、30代51.3%、40代34.9%、50代6.7%、60代~1.5%と、成婚者の5割以上が30代男性です。
更に40代成婚者男性を5歳ごとに分けると、40~44歳20.8%、45~49歳14.1%となります。
男性も年齢を重ねると婚活が不利になっていく傾向にあるのです。
求められる年収は?
また、年収×年齢における成婚しやすさを見ると、「女性が相手男性に求める年収」も年代で変わってくることが分かります。
関東圏では30代前半までは年収400万以上、30代後半では年収500万以上、40代前半になると年収700万以上、40代後半においては年収1,500万以上あれば成婚しやすいというデータがあります。
年齢が上がるごとに、求められる年収も増えてくるのです。
しかし、これに当てはまるからと言って必ずしも結婚できるということではありませんし、当てはまらなければ結婚できないということでもありません。
大切なのは人柄・清潔感・相手との相性であって、その上で年収とのバランスがあってこそと思われるからです。

こんな例もあります
その例として、ハッピーハントでは、40代前半で年収300万の男性が婚活をしていたことがあります。
彼は積極的にお見合い申込みをする方ではなく、どちらかといえば受け身なタイプでした。
女性からのお見合い申込みは多くはありませんでしたが、ひとつひとつのお申受けを大切にしていましたし、交際に進んでからは、忙しい中でもお相手に会いに行く時間を積極的に作り、交際二人目の女性と入会から約5ヶ月後にご成婚されました。
同じく40代前半で年収1,000万以上の男性も婚活をされていました。
彼の場合は、積極的にお見合い申込みもしましたし、女性からのお見合い申込みも多々ありました。
データからみても、成婚しやすい男性だったと思います。
しかし、心から納得できる女性との出会いを求めたことで、悪く言えばえり好みしたことで、ご成婚まで3年近くかかりました。

データに当てはまれば良いというわけではない
このように、成婚しやすいデータに当てはまるからといって直ぐに相手がみつかるということではありませんし、データに当てはまらないから成婚できないということでもないのです。
ただ、日に日に年を重ねる、年齢は次第に上がってしまうのは事実です。
45歳を過ぎると成婚率がグンと下がってしまう傾向にありますので、婚活を行うのであれば1日でも早く始めることをお勧めします。